同性愛者に対する会話セラピーは自殺の可能性と関連がある?最新の研究が同性愛者に対する会話セラピーの危険性を明らかに?

 先週新しい映画Boy Erasedを見に行った時、観客の半数は涙していました。この映画はセラピスト又は宗教に通じる専門家が同性愛に悩む若者を“治す”とされる同性愛者会話セラピーについて描かれています。映画の最後では約700,000のLGBTアメリカ人がこのセラピーを受けさせられたという統計が表示されました。この推測は性同一性や性傾向に関する会話セラピーが含まれています。

 

 

 精神医学にはLGBTの人々のサポートにあたって黒い歴史があります。精神医学はむしろ彼らのサポートをしていないのです。同性愛は1987年に精神疾患診断統計マニュアルの項目から削除されるまで長い間精神疾患として扱われてきました。そうして除外されてから、この分野は同性愛に対して新しい姿勢を取る様になりました。現在では、性嗜好に関する会話セラピーは倫理的ではないとアメリカ精神医学団体、アメリカ青少年精神医学学会の両方によって定義されています。

 

 

 大半の人が気付いていないことは、青年に対する性嗜好の会話セラピーが有害であるかどうか研究されたことがなかったということです。それを考えれば多くの論争に必要性がないことが分かります。専門家の総意を元に、成人に対する会話セラピーの有害性に関する文献や推論、多くの医学雑誌は性的傾向に関する会話セラピーは倫理的ではないとしています。

 

 

 今月発行された同性愛新聞に掲載された研究では、ついに青年期における性嗜好の会話セラピーは精神衛生に悪影響であることを示す具体的な証拠を掴みました。その研究では21歳から25歳のLGBT者を245名集め、彼らは以下の様な2つの質問を聞かれました。

 

  • 13歳から19歳の間で、あなたの両親やあなたの世話をした人がどれほど頻繁にあなたの性的傾向を変えようとしましたか?(例、異性を好く様にするなど)
  • 13歳から19歳の間で、あなたの両親やあなたの世話をした人がどれほど頻繁にあなたの性的傾向を変える為にセラピストや宗教指導者の元へと連れて行きましたか?

 

 

 

 またその研究で被験者は精神衛生を測る調査も受けました。両親が彼らの性嗜好を変えることを強要された人は自殺を試みようとした率が通常の3倍あることが分かりました(aOR 3.08,95% CI1.39-6.83)。そして、両親が彼らの性的方向性を変えようと専門家(セラピストや宗教指導者)に助けを求めた場合、その子供が自殺を試みた確立は通常の5倍という結果になりました。(aOR 5.07,95% CI 2.38-10.79)

 

 

 全体を通して、精神医学は人々の性方向性を変えようと試みることを非難しています。今ならその試みが危険であることを示す更なるデータが提供されています。以前にも述べた様に、ある州ではこのようなセラピーや試みを禁止しています。この事実が他の州の議員にも同様に働くことを期待しています。