PTSDを和らげる、意外な5つの方法とは?

トラウマ治療に繋がる方法とは?

 

 

PTSD(心的外傷後ストレス障害)と闘うことはとても大変です。ですが、その治療の間に楽しみや安堵を感じる習慣が決してないというわけではありません。時には新しいことにチャレンジしてみるのも、治療の一つなのです。

 

 

代わりとなる素晴らしい治療方法や楽しく行える補助的なアプローチを考えることは、トラウマ治療がなぜ、そしてどのように働いているのかを理解することでもあります。

 

 

研究によると、成功しているPTSD治療の中にはある共通点となる要素があるということが分かりました(ジェントリー、バラノウスキー、ロートンによる研究、2017年)。

 

 

その証明を様々な患者の治療の中で何度も目撃してきました。その要素となるポイントは治療毎に異なった方法で用いられますが、最終的にはどれも共通の結果をもたらします。

 

 

PTSDを治す要素は:

不安やストレスに対する反応緩和

 

(これは深呼吸や落ち着くこと、瞑想、ヨガ、運動といった様々なことによって経験出来るでしょう)

認知の再構築

 

(実際に自身に起こった出来事に対する誤解やその治療を長引かせる自己非難の考えや思い込みを再度考え直すこと)

 

治療に対する好ましく、良い関係性

 

(治療の専門家に対してリラックス出来、安心出来ること)

 

PTSDを引き起こすことに関係する思考、記憶、感情にさらすいくつかの種類/方法。

 

(これらは起こったことを言葉にして話したり書いたり、視覚化することによって行われることがあり、そうすることでその思考、記憶、感情を避けるのではなく、向き合うことができます。)

 

* 専門家の中には私達が安全だと感じる状況や場所を実際に含む者もいますが、精神的ショックを思い出させ、コントロールが効かなくなる可能性のあるものなので、我々はこれを除外します。

 

 

これらの要素を記憶に留めながら、治療と平行して行える症状緩和に役立つ方法を見てみましょう。以下の方法はPTSDの治療自体に役立つと証明されているわけではありませんが、あなたが治療の目標として目指すものと一致しているはずです。

 

 

もちろんですが、あなたやあなたの状態に一番適していると思うものだけを取り入れて下さい。そして、PTSDや他の精神異常に関する悩みが続く様であれば専門家の助けを借りて下さい。

 

 

ワッツ(Watsu)/水中で行うマッサージ

ワッツ(Watsu、WaterとShiatsuの合成語)とは、水中で行う身体治療でリラックスを促すマッサージのことです。ワッツや他の水中治療を支持する人は、これらの治療が身体の緊張状態を和らげ、よりリラックスさせる効果があると述べ、トラウマの症状を直接的に治療する研究がいくつかあることを示しています(2019年、Watsuより)。

 

この方法はより深い研究によって更に効果が明らかになるかもしれませんが、もし興味がある場合は、精神医療の専門家のアドバイスのもと取り入れてみると良いでしょう。マッサージを水中で行うことに戸惑いがある方には、施術者が安全性を丁寧に説明してくれますし、頭が水の中に入ることは決してありません。私個人も以前、何年も前にハワイのリゾート地でワッツマッサージを体験したことがあります。本当素晴らしく、リラックスすることが出来、それ以来世界中でワッツを探し求めるほどになりました。

 

 

浮遊

浮かぶことによる感覚遮断過程について以前聞いたことはありますか?これも水を用いた方法ですが、水中マッサージとは大きく異なります。しかし、私達が気を散らす要因を減らして過去の出来事について考える時間を与えてくれる(認知再構築、目標の再認識)という点では、両者のアプローチは似ているかもしれません。この浮かぶ体験は、感覚遮断用のプールやタンクの様なものを用いて行われ、その容器の中はエプソムソルトと呼ばれる硫酸マグネシウムで満たされているので、水はしっかりとあなたの身体全体を浮かせてくれます。

 

私はこうした浮遊体験は極限のマインドフルネス(今に集中する瞑想的な状態)であると考えていて、もしあなたが瞑想を経験したことがあるのであれば、この方法はとても適していると言えるでしょう。初期の研究では鬱や不安症、ストレス管理に対する浮遊の効果が発見されています(ボード、サンデクイスト、ケルグレン、ノーランダー、ノードストンによる2006年研究。フェインシュタインらによる2018年研究)。

 

この浮かぶ体験をより効果的なものにしたいのであれば、予約時間の直前に瞑想をしばらく意識してみると良いでしょう。そうすることで、より深いマインドフルネスの状態に早く簡単になることが出来、よりその体験を有益なものとしてくれるでしょう。

 

 

相互交流、相互作用(Interplay)

Interplayは楽しく表現に富んでいて、身体ともに意識を集中させるプログラムであり、大人がリラックスし、動き、遊ぶことを促してくれます。そして、ストーリーを語ったり繋がりを持つ良い機会となり、我々のPTSD治療ほぼ全ての目標に取り入れられています。現在も行われている調査でも、被験者がたった一回の経験の後でさえ相互交流を通して繋がりや穏やかで創造的な気持ちを感じたことが分かっています(インタープレイ、2019)。

 

不安感やトラウマに直接的に働きかける素晴らしい可能性がこの革新的なプログラムにはあると私は確信しています。興味がある方は、ウェブサイトをチェックしてみて下さい。他の介入的方法と同様に、しっかりとしたより多くの研究をこの分野に用いることが出来るでしょう。

 

SARK

SARKと呼ばれる筆者をご存知でしょうか?彼女は15冊以上のベストセラーを執筆していて、彼女の本を読んだことがない人でも、彼女の有名なポスター「How to Really Love a Child」を見たことがあるのではないでしょうか。中にはそのポスターを持っている人もいるかもしれませね。SARKは子供らしい楽しさや遊び心を彼女の本に取り入れています。その本は癒しを提供する一方で、こっそりと認知再構築(感情認識、書くことによる自己表現、自分に話を語りかける機会など)を多く盛り込んでいます。

 

 

自己表現

PTSDを抱えた人の中には、視覚関連のビジュアル的な方法や芸術的な方法で表現することが、我々が目標とするPTSDのゴールに繋がる人もいます。

 

私は、他の治療の補足として自分のオフィスに砂のトレイを設けています。しばしば私のクライアント達は、その砂で小さなキャラクターやシンボルを作ることによって、彼らの“安全な場所”を作り出し始めます。このセラピーのより深い治療として挙げられるのはユングの法則を用いたSandplay(砂遊び)と呼ばれるものです。

 

繰り返しますが、この治療だけではトラウマやPTSDをきちんと治療することは出来ませんが、適した患者には素晴らしい補助的方法であったり代わりとなるアプローチになりえます。他にも芸術、ドラマ、近くで行われているアートクラスなど、よりカジュアルな表現的イベントに挑戦することも良いでしょう。これらは、感情を表現し、処理し、精神的ショックに関する治療の要素と繋がるでしょう。

 

 

これらは程度のPTSDの症状を緩和してくれるPTSD治療の補助的方法のごく一部です。

 

 

どの方法がユニークで使えそうだと思いましたか?